2025年1月19日、兵庫県の斎藤元彦知事を追及していた、元兵庫県議の竹内英明(たけうちひであき)さんが死亡したことが分かりました。
残念ながら、自ら命を絶った可能性が高いと伝えられています。
竹内さんは百条委員会の委員を務めていましたが、2024年11月の県知事選において、斎藤元彦氏が再当選した翌日に議員辞職していました。
議員辞職の理由、そして今回亡くなった理由も、ネットによる誹謗中傷が理由だと一部報道では言われていますが、本当なのでしょうか?
今回は竹内さんが何をして誹謗中傷をされることになったのか、その原因と思われる内容について詳しくまとめてみたいと思います。
竹内英明は何をした?
竹内英明氏は一体何をして、誹謗中傷を受けることになったのでしょうか?
①姫路ゆかたまつりでの斎藤元彦のパワハラを拡散
竹内英明さんが行ったこととしては、「姫路ゆかたまつり捏造事件」があります。
もともとは竹内氏がブログで発信したものを、メディアが取り上げ、竹内氏が得た情報として、斎藤元彦氏がゆかたまつりでパワハラ行為を行ったという内容が報じられています。
2024年6月26日付けの「AERA.dot」において、「斎藤・兵庫県知事パワハラ疑惑、噴出が止まらない 姫路ゆかたまつりで「特別扱い」のワガママ」という記事が残っています。
竹内英明県議が記者に差し出したのは、斎藤知事が昨年のゆかたまつり(6月24日)に参加した時の写真。白地に縦じま模様の浴衣姿で挨拶している様子が写っている。この写真が斎藤知事の新たな疑惑を呼んでいる。
(引用:https://dot.asahi.com/articles/-/226237)
この記事の中で、竹内氏は斎藤知事は一般参加者と同じ場所での着替えを拒否し、ボランティアによる着付けを断って和装店での着付けを要求したと語っています。
さらに竹内氏は情報公開請求を通じて、この際の着付け代4,400円が税金から支出されていたことも明らかにし、これを知事による特別扱いの要求とパワハラの一例として指摘していました。
後に関係者がSNSでこれはデマだと否定しています。
去年のゆかた祭りで、知事が高級呉服店を借り切ったとか、ボランティアに罵声を飛ばしたとか、今年のゆかたまつりは出禁だったとかいうニュースが飛び交ってます。別に知事を擁護する気はないけど、マスコミの酷さが際立つ報道です。去年も今年も、知事の担当は私です。去年の初日の昼過ぎ、市の観光スポーツ局から電話があり、知事がゆかたを借りたいといっているので、紹介して欲しいというので、西二階町の貸衣装屋を紹介しました。なので公民館で着替えてないので、地元のボランティアに怒鳴ったという事実はありません。ましてや老舗呉服屋を借り切ったという事実はありません。竹内議員の発言は一部、デマです。本年度も招待する予定でしたが、5月の時点ですでに問題が発覚しており、県議を介して内意を伺うと、今年は無理そうです。ごめんなさいとの返信があったので、招待状を出さなかっただけです。私たちが出禁にするなら、デマを拡散している竹内議員の方です。関西テレビからの取材でも、きっぱり否定しました。取材もせず、煽りまくるマスコミも出禁にしたいほどです。ちなみに斎藤知事を擁護してるわけではないですよ。事実が捻じ曲げられているので申し上げているのみですから、斎藤を庇うのかとかいう、誹謗は御遠慮願います。(引用:https://www.facebook.com/kazuya.haga.3)
ゆかた祭り奉賛会会長も、姫路市の「城南通信」という市民向けのちらしの中で、「誰一人として知事に不快な思いをさせられた人もいないというのが本当のところ」だと、正式に否定しています。
②百条委員会で斎藤元彦知事を厳しく追求
竹内英明氏は百条委員会において、斎藤元彦知事をたびたび厳しく追求する場面がありました。
こちらは周知の事実ですので、斎藤元彦氏を支持する方たちからしたら、敵にように思われたことは容易に想像できますね。
②渡瀬元県民局長の怪文書作成に関与した?
こちらは片山元副知事が百条委員会でも語られた疑惑ですが、先に亡くなった渡瀬局長とともに怪文書を作成したのではないかと言われています。
兵庫県知事選に立候補していた立花孝志氏が演説で語っていた内容です。
先に怪文書が届いていたのにもかかわらず、何も動いていないというはおかしいという指摘もあります。
知事より先に怪文書を受け取っていた県議4名、国会議員1名は
公益通報として何も動いてないんですよね…この方々には何のお咎め無し…不思議ですね pic.twitter.com/kXNQ9q3FTt— 😊ゆうママ😊 (@kengyoumama) September 16, 2024
さらに、県民局長の妻が送ったメールの作成にも関与した可能性が指摘されており、竹内氏の行動の真相については、まだ多くの謎が残されている状況です。
まとめ
亡くなった竹内英明氏の一連の行動は、兵庫県政に大きな影響を与えることになりました。
姫路ゆかたまつりでのパワハラ疑惑の捏造や、怪文書問題への関与の疑いなど、その真相については現在も議論が続いています。